論文毎日読むぞ171日目。今日も積み本消化。『古代・中世の芸能と売買春』という本。奈良時代以前の章を読んだ。
当時は売買春が描かれることは全く無くて、実態は良くわからないんだけど、遊行女婦(うかれめ)という宴会でお酌をしたりする歌人(高級ホステスみたいなイメージ)がいたりした。性を売っていたのかはこの本でもぼかされてたなー。
あと、当時は待遇婚と言って一対一の夫婦ではなく、お互いに恋愛感情がなくなれば別の男性や女性と関係を持っても良い緩やかな夫婦関係が築かれていた。このことがわかりやすくまとまっていて良かった。