ちなみにだけど、「和歌」という言葉は奈良時代にはなかったり。研究者の中にはこれを気にして単に「歌」と言ったり用例のある「倭歌」と言ったりするよ。
とはいえ、和歌であることには変わりないわけだし、ぼくの先生なんかは和歌と呼ぶね。
@solonoki 奈良時代には日本的なものを和と呼ぶ習慣がなかったんです?
@momongachan そうですね。日本のものを指すときは「倭」という漢字が使われていたようです!
それがどうして「和」になったのかは、ちょっと今はわかりません。
実はさっきのトゥートは少し不正確でした。日本の歌という意味の「和歌」はなくて、「和歌」というと、他の人の歌に答える歌、という意味で使われていました。
@solonoki ほんほん やはりこう日本独自の文化を確立するぞーって意思が背景にあるなら平安時代くらいから和歌と呼んでいたんですかねぇと想像しました
@momongachan 実は奈良時代と平安時代の和歌には資料的に大きな断絶があって、どう移り変わっていったのかということは結構わからないことが多いんですよねー。
なので、古今和歌集が出て、このときからこうなったのね、と納得するしかないというか、現象を現象のまま受け止めるというのが穏当かなーと思ってます。