このシンポはぼくに大きな影響を与え、今でも引きずってる。文学作品の「読み」を追及する研究って何の意味があるんだろう…という疑念を常に持つことになってしまった。
研究ってのはなんでもやることに意味があるんだよ、とか、「役に立つ」みたいな視点はナンセンスだよ、とか慰めてくれる人は多いけど、こんなに強く古典はいらないと否定する人がいることに衝撃を受けたので、こういう人たちが「まあやる意味あるかもね」と言ってくれるような研究ってなんだろう…と常に考えてる。
@solonoki ノーベル賞とか見てると、論文発表時には全く見向きされなかった研究が何十年も後に脚光浴びるってパターン多いので、やる意味あるのかってのは考えないと言うのもありかもですよ。
@hinketu_n 科研費とかの関係で社会にもたらすインパクト的なことを考えなければ食っていけないのですよねえ
という世知辛い話は置いておいても、やはり大きな学問体系や社会のなかで自分がやっていることはどういう位置を占めるのか、という視点は常に持っておくべきだと思っています。それを考えている人・学会ってぼくの分野にはあまりいない気がするんですよね…
@solonoki なるほど。食っていけないか。それと、どういう影響与えるか?と言う視点を常にって事なのですね。なるほどー。難しいですね。
@hinketu_n 食っていけない今の研究世界がおかしいんですけどね…。手の届く範囲だけでも、変えたいです。
@solonoki そうですね。こういう事の為に国家予算ってあるんじゃないかと思うのですけど、なんか国は渋りますよね。
@hinketu_n 別のところにお金を使ってるので、研究にまわすお金がないんでしょうね… ほんと良くないですね。
@solonoki ですねー。この辺りよろしくないです。